ギゲン歳時記

四季折々の出来ごと日記

函館の新型コロナ事情

コロナ過の中GOTOキャンペーンの、国民的移動が始まって以来ここ函館も観光客で

賑わっています。

顧みれば、今年1月あたりからコロナウイルス感染の話題が頻繁になり、函館も

最初の感染が出たのは2月22日が最初でした。

私は以前書いたんですが、パートが透析センターと言う事もあり緊張感がマックスに

患者さんに問題のないようにと、当初手洗い・うがい・マスクこれをしっかり実行の

毎日でしたが、そのマスクも医療機関でも不足になり洗って除菌しての使い方になり

大変なことが起こっているなーと、強いストレスになってきた日々でした。

その後、志村けんさんや岡江さんの死去があり、患者さんにも動揺があり患者さん同士

でのマスクチェックや情報交換も、誰誰がマスクしてないから同乗したくないとか

パチンコ店に行ってるとか、基礎疾患を持っているので真剣で神経質になっていて

私達も、換気や除菌作業と益々慎重な行動を心掛けて追われる日々が続いています。

函館の新型コロナの発生状況 10月 2日現在

2月 3名

4月 4名

7月 1名の合計8名です。男性3 女性3 非交表2 です。

函館は少ない感染者で今は、喜ばしい状況ですが、観光客や人の移動でいつ感染が

多くなっていくか、まったくわからないのが新型コロナです。

これから、函館も寒い季節に移行していきます。

平均気温と湿度が低い地域が、コロナの伝播が起こりやすいし呼吸器系のウイルスは

主に冬季に広がると言います。

今年は季節性インフルエンザとコロナウイルス感染症の両方の同時流行の兆しもあり

専門家の話では同時にかかる可能性も示唆しているそうです。大注意です!

 

それと同時に心配は、函館の経済事情です。

五稜郭の行啓通り付近の飲食店やホテル等も、観光客はもちろん市民も出歩かない

ので商売上がったりと嘆いておりますし、通りを歩いていると飲食店・ホテルの閉店

が目立ってきています。

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看板は、白塗りになって閉店です。

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函館の観光客の数は例年増加気味でした、昨年2019年は530万人位入りましたし

宿泊施設利用も310万人でした。

今年は、コロナ過で大変な落ち込みと思えます。

2019年の国別の観光数は

台湾 43% 中国 26% タイ 7.7% 合計76.7%でした。今年はインバウンド客は

全く見込めない状況です。売上不振がもたらす閑散期ですねー

函館の景気動向としても、長引くコロナ過の中、全業種前年比マイナス56% 特に客足

減少で苦慮しているサービス業や旅館ホテル等、来年まで頑張れるか心配な日々です。

全国的な問題でしょうが、地方の衰退は目に余るものがあります。

基盤が弱い地方、来年の就職も厳しいでしょうねー

 

こんな中、GOTOトラベルで函館も観光客も多く、一時的であれいや結構続くかも

湯の川観光温泉や道南の旅館も盛況との事、有り難い事です。

ただ、過ぎ去ればコロナ感染大では意味がなくもっと大変な時期が!、来ないことを

祈るばかりです。

とすれば、自分で自分を守る事、徹底した手洗い・うがい・マスク・換気・除菌・3密

この毎日でしょうが、函館は少ない感染、有り難い日々が続いています。

感謝です。