ギゲン歳時記

四季折々の出来ごと日記

帯状疱疹の予防

札幌に住んでいた最後の年の1月(5年前)その頃私は外構デザインの活動のかたわら

パートとして1ヶ月に10日程、特別養護老人ホームの宿直夜警員をしておりました。

夕方5時に出勤して翌朝8時半までの時間帯です。

夜の仕事ですが、老人ホームは5時半から戸締りをして(入居者が認知症の人も居り

勝手に出て行かない様)安全確認しながら鍵をかけて、各部屋の点検をして回るのが

出勤して最初の仕事でした。

その後引継ぎをしてから、一息ついて施設内の人の出入りのチェックと電話対応が主な

作業になっていきます。

しかし、この後私が最も不得意な仕事が待っていました、それは館内の巡回です。

夜8時・11時そして朝4時と3回行いますが、季節によってですが、地下1階~地上4階

まで真っ暗な中、電灯一本の明かりでの確認作業です。

施設ですのでお亡くなりになる人も居たり、認知で徘徊する人もあったり暗闇から

すっと出てきたりで、ビックリする事もしばしばでした。ストレスでした。

そして、11時の巡回(約40分位)を終えてから12時を回るころ仮眠に入ります。

その日の状況によっては、起こされることもありますが1年近く勤務しましたが

よく眠れないのが、本音でした。施設職員の方も24時間勤務頭が下がります!

翌朝、施設の職員が出勤してきてから関係書類を記入して、8時15分引継ぎで

終了です。

帰ってからは、ガーデンプランの活動やら色々です。

こんな日々を過ごしていましたが、1月のある朝、左目の上の眉毛付近に何これ

腫物の様な赤いできものがある事に気が付きましたそして、目も腫れて痛くて

体調の異常を感じました。

とりあえず目と言うこともあって、真っ先に眼科へ先生は目に入っても問題ない

塗薬を処方して、1~2日しても改善が無ければ、皮膚科に行く事を勧められて

帰ってきました。翌日になりその腫物が左目上付近に広がり赤く腫れあがった状態

直ぐ皮膚科を探したが見つけれず、休日緊急病院の札幌清田病院へ大きい病院でしたが

直ぐ診てもらうと、診断は帯状疱疹と言われ、そのまま入院することにそして目の

付近なので要注意と言われて、失明することもあると言われ脅かされましたが、

その後、毎日大量の点滴治療と薬でしたが、点滴により肝機能の数値が上がり

中止したり又点滴したりで、約2週間の入院生活でした。

今でも左目の上は、神経痛の様な痛みがあり天候によっては少し気になるくらい

痛みだすことも、考えてみれば寝不足とストレスがあり免疫力が低下していたので

しょう年甲斐もない不摂生かも、しかし身体の部位によっては命取りになる病気と!

昨日は、PCでのリサーチ中に帯状疱疹のワクチンがあると言う情報を発見しました

良い情報と思い、つらさを知る自分なので、書き込んでみました。内容は以下です。

帯状疱疹予防

帯状疱疹は免疫力の低下によって発症するため日頃の体調管理が大切です。

イ、食事や睡眠をしっかりとる

ロ、適度な運動をする

ハ、リラックスな時間を持つことでストレス減らすこと

つまり、加齢や疲労、ストレスにより免疫力が低下してウイルスが、活動を開始

して痛みや発疹があらわれます。

日本では、80歳までに、約3人に1人が発症すると言われています。

 

予防ワクチン

帯状疱疹には、予防するワクチンがあります。

帯状疱疹はワクチンで予防できます。

ワクチンには、感染症の原因となる細菌やウイルスの病原性を弱くしたものや成分の

一部を取り出したもの、また病原性を全くなくしたものがあります。

ワクチンを体内に接種すると、そのワクチンの成分(細菌ウイルス)に対して免疫力を

高め、病気の発症や重症化を抑えることが出来ます。

帯状疱疹の予防には、50歳以上の方を対象としたワクチンがあります。

水疱瘡にかかったことのある人は、すでに水痘、帯状疱疹ウイルスに対して免疫を

獲得していますが、年齢とともに弱まってしまうため、改めてワクチン接種を行い

免疫を強化することで予防します。

 

予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、たとえ発症しても症状が

軽くすむと言う報告があります。

帯状疱疹の発症率は50歳以上で増加し50・60・70歳代と加齢にともなって

さらに増加し帯状疱疹の後の神経痛への移行リスクも加齢とともに高くなる言われてい

ます。

帯状疱疹の初期症状に気付かず治療が遅れるケース

帯状疱疹の治療が長引いて皮膚症状がが治った後も痛みが長期間残ってしまう要因の

一つとして治療の遅れが考えられています。

帯状疱疹では、始めに皮膚にピッリときてピリピリ、ズキズキ、チクチクと言った痛み

や焼けるような痛みを感じ、その後水ぶくれを伴う発疹が帯状に現れるのが特徴です。

帯状疱疹の症状に気が付いたら、出来るだけ早く病院に受診して治療を開始しましょう

 

そんなわけで、帯状疱疹を軽く見てはいけないし、軽く見ていた自分も2週間かかって

退院そして通院、札幌最後の頑張りと思って、突っ張ったのが問題でした。

その後、故郷の函館に帰って年金生活(少しパート)ですが、年齢とともにやってくる

疲労、要注意(若くても同じ)ワクチンは1回8000円だそうです。

ワクチンもある様ですから、かかりつけ医に相談も一つの手ですねー

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