ギゲン歳時記

四季折々の出来ごと日記

こころの自画像

残暑お見舞い申し上げます。暑いですねー

さてこれからの、ライフスタイルを考えることが少し増えてきた。

自分ことながら、制御盤の効かない時がある自分!

この年齢になれば、いよいよ人生を達観して落ちついて、次のステップへと進むはず

でもこの頃一つ年輪を重ねるたびに、今までにない自分が居る。

溜口を叩いたり愚痴を言ったり、それも他愛のないことにこだわる自分

ことによっては、短気な自分がでる。

何に怒ってる、何が不足か、何が不満かそれを見て妻や子供に苦言される最近です。

許容不足を嘆き、自分に叱咤激励の日常です。

そんな時にケアサポート研究会の「年を取ると性格が変わるか」と言う

高齢者のパーソナリティーの問題を研究して色々な角度から検証して考えてて

成人期から老齢期までの縦断研究を行っている団体の記事に目が留まる。

それによると性格には、①外向性 ②協調性 ③勤勉・誠実性 ④情緒安定性

⑤知性 の5つの性格特性があり、これらを縦断研究の結果として見れば

情緒不安定・外向性・知性の3つの特性は、加齢の影響は受けない、その他の特性も

受けにくいと言う結果が出ています。では自分のこの性格は何だ!

つまり加齢による変動は性格の変化をきたすものではないと言っている。

但し下記の変化により本来の性格傾向が拡大して性格変化をきたす高齢者もいる。

その傾向とは

①心身の衰えー自信喪失・閉じこもり・消極的等・・・

②感覚器の老化ー五感の衰えによる情報量の低下・積極性の消失・・・

③環境の変化ー人間関係の悪化・社会的地位や家庭内地位の消失・・・

これらの変化をしたときの高齢者の性格の特徴としては・・

①頑固になるー自己中心的・自分勝手

②ひがむ・嫉妬する・邪推する

③保守的・内向的になるー平均して高齢者に見られる特徴である。

④面倒くさがるー知能・身体(視聴覚等の衰え)

⑤愚痴っぽくなるー自分が望むような外界への働きかける力の衰えのため、不平不満

 で鬱憤を晴らす。

⑥自慢するー現在の惨めな気持ちを埋め合わせるために、華やかだった過去に戻る

⑦話がくどくなるー軽い記憶障害が影響の可能性がある。

⑧感情を(喜怒哀楽)をあらわにしない。

等々であります。確かに冒頭の自分の行動・言動にも一致する傾向がある。

しかしこれを参考に自分の心に埋め込むには心身共に健康でありということか?

この研究の中に、今後のライフワークのヒントとしての「円熟型」の提唱がある

・引退後も積極的に社会参加すること

・いろんな趣味を持つこと

・人間関係について、満足感を強く持って努力すること

つまり自分及び自分の過去や現在を受容しつつ未来志向として日常生活に対して

建設的であり、今の自分を見つめつつ積極的な歩みがいいと言うことか、少し

分かったようでわからない、でもやって見よう「円熟型」を!夫婦共にである。

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