ギゲン歳時記

四季折々の出来ごと日記

ガーデンセラピーとポタジェ②

ガーデンセラピーで生命力アップってどんなふうに植物と関わって行ったらいいのか

ガーデンセラピーとは、庭(植物)に関する環境の中で「五感」(視・聴・嗅・味・

触覚)を刺激する体験を通じて、心や体を癒すことを目的として予防的効果を期待が

出来る一つの療法として、その体験により何よりも社会に蔓延しているストレス軽減

の効果を見込めることが出来るし、植物と日常的に接することで「五感」に目覚めて、

脳を活性化させて、自己治癒力を高めて、病気にならない体力や健康寿命の延伸に

役立つことが出来ると思われています。

 

このガーデンセラピーには、5つの療法があると言われています。

これら植物による療法によって、心の病と言われている精神的障害や依存症などにも

その効果が期待できると考えています。

1,芳香療法、ハーブの香りには、どんな利用方法でも心身の疲れを癒す効果がある

2,園芸療法、楽しみながら身体を動かせるので、運動効果がある

3,食事療法、緑の見える環境での食事やお茶また収穫の喜びと料理する楽しみ

4,森林療法、身近な公園の緑に触れて、ストレス軽減や散歩によるメンタルケア

5,芸術療法、植物を丁寧に見て絵を描くことも、脳と心を活性化させる

つまり、植物との関りによる感覚によって、行動や思考等に様々な感情が生まれて

きますし、未病効果の得られる日常行動に園芸作業があると言う訳です。

 

ガーデンには、それぞれの事情によって大きな庭の家、小さな庭の家またマンション

やアパートの方もいらっしゃる、それぞれがガーデンセラピーの恩恵を受けるには、

条件による許容やバランスがある、私も札幌市在住の頃はマンションで、これから

紹介するミニガーデンをベランダで造っていましたし、収穫でサラダにもなった、

毎日、目を凝らしていました。その五感を刺激する園芸を提案しようと思います。

 

その園芸の方法は、「ポタジェ」と言う畑、ガーデンやベランダで野菜やハーブ

そして花達を混植することで身体を使って、考えて育てるこれができる菜園です。

この「ポタジェ」は、中世フランスの修道院から始まった植栽手法で、その語源は

フランス語の「ポタージュ」混ぜると言う意味から始まったと言います。

そして新しくオーガニック視点で考えることができる、家庭菜園と言えますし

有機栽培では、化学合成農薬や化学肥料等を極力使用せず土壌の力やコンパニオン

プランツ(近くで栽培する事で良い影響のある作物作用)またバンカープランツ

(害虫を食べてくれる虫を引き寄せる植物作用)を生かして環境への負荷を少なく

出来る植栽手法でもあります。 (絶対ではありませんが効果ありです)

 

これを口語的に言うと、ポタジェは合理的菜園だと言えます、自分の家庭環境に

応じて菜園かベランダかはありますが、どう身体を動かして五感に刺激するか!

そして年齢には運動活動の較差があります少しの活動でも満タンのこともある訳です

 

ストレスをなくして生命力をのばし自然的治癒力を安定させるかは、ポタジェを通じて

膝を曲げ、身体を動かして混植したハーブや野菜または果樹等を、見て・育てて

食べる事で、前段のセラピー効果が達成することになります、何より菜園等をやって

ると、お腹が空くし食事が美味しいこれが大切になるんです。

そして私もやっていましたが、マンションでの混植、好きな薔薇を中心にハーブや

野菜(キュウリ・トマト・ゴーヤ等)を育てて、収穫した野菜でサラダを作ったり

日差し除けで栽培したゴーヤはチャンプルや佃煮にして酒のあてになりましたし薔薇

の季節には、花を眺めて満足していました狭い空間ですが身体を動かしていました。

バルコニーやベランダでのポタジェにはコンテナガーデンがお薦め!鉢やコンテナを

並べて自由自在に配列して、野菜や花を育てることが出来ました。

 

ポタジェガーデンを作るには、菜園・ベランダの日当たりを知ることが大事なポイント

日当たりを観察して、日当たりや日陰を考えてその場所に向いてる野菜や花を植えま

しょう、こんなプロセスも楽しい計画になります。

そして、収穫までの観察と育てる事の楽しみ、収穫時期の野菜や果実を材料にしての

料理、食べる事の喜びもまた大きな癒しになります。

 

こんなコロナ禍の時代、未病で言う丈夫な身体を意識した菜園仕事で温故知新と

活きませんか、私も今年はふるさと農園でポタジェ菜園造りをします。

これからは、これらの季節に合わせてブログを書いていきますし、植物にまつわる

事を、菜園の過程も、ご報告していくつもりです。

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モナルダハーブ