ギゲン歳時記

四季折々の出来ごと日記

ラーメン・昔味

新型コロナウイルスで飲食業は大変な時代を向かえていますが、この影響にラーメン店

も例外ではなく、店の倒産が近年まれにみる件数になりかねないとフェースブックの中

の記事にありました。

その予測も、複数のメディアが報じているとか、その分析を見ると

①汁物ゆえに、テイクアウトに向いていない

②もともと薄利多売の商品

③シメの一杯が激減している

そこに、日本人の健康志向が働いて「塩分・糖質・炭水化物」が敵視されて敬遠の傾向

であると言う、賛否はあれど納得がいくと言ったところか!

ラーメンは、全国的に人気のあるメニューまして寒い北海道では大好物の食べ物である

味も、味噌・醤油・塩と好みはそれぞれでありますが、函館で言えば塩ラーメンです。

豊富な海の幸が入れば、豪華な海鮮塩ラーメンになる。美味い!

ちなみに、札幌は味噌ラーメン・旭川は醤油ラーメンと何故か定番が分かれいます。

 

ラーメンは簡単な庶民の食べ物、子供のころ親が遅いとラーメン屋さんの出前を取った

事も記憶に残っていることでしょう。

ラーメンもいまや庶民の味から一転して、一杯1000円以上のこだわりラーメンもある。

今日は、函館地元のラーメンの思い出を交えながら、自分の好きなラーメン3店を紹介

して見たいと思います。(独断と偏見ですが?)

シメの一杯が激減とありましたが、30年以上前になりますが、営業職の大事な仕事の

パターンとして接待の日々がありました。

この頃は、居酒屋または料亭そしてスナックとめぐって日付けの変わるころ、最後の

シメにラーメンに餃子そしてビールこれがルーティーンでした。

今時でしたらコロナ以降、仮に街まで飲みに行っても、二次会・三次会とハジゴする

事はめっきりなくなって、たいがいは一次会で解散し、大人しく家にご帰宅が当たり前

従って「シメに一杯のラーメン」の王道パターンも存続の危機にある様です。

シメのラーメンでよく行った店、函館駅前通り繁華街大門にあった「ユーミン」でした

ここにシメに入ると決まってウーロンシャレー(卵あんかけ)とビール・ラーメンの注

文でしたこの店は、中国人の主人と奥様そして家族で切り盛りしていた店、今も松風町

五稜郭(行啓通り)に店はありますが、旅行者の批評によれば愛想が悪いので、

「もう行かない!」とか言われていますが、気にしないでください。

函館人は話すと人情家、しかしどこも愛想べたの人がほとんどですからマイペースで

過ごしやすいようにやって下さい。(言葉も方言がきついので!)

そのことも大事ですが、旨い味にフォーカスして見て下さい。

ユーミン」は元々中華の人、中華料理は抜群の店ですよ是非ご賞味ください。

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ユーミン」塩ラーメンです。

そして、次はシメではありませんが、西部地区(十字街・末広方面)の「西園」

ここのネギ塩ラーメンは、チャーシュウとネギの千切り風が乗った澄んだスープで

40年来のヒットメニューの店の味、当然愛想は期待しないで下さい。

この店は、この地域の御用達、ご主人のさっぱりした性格と相まっていい味出します。

西部地区は、西波止場やベイハコダテのある観光地で、エキゾチックな街です。

散策しながら、是非寄ってみて下さい。美味しいチャーハンも捨てがたい店です。

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「西園」のネギ塩ラーメンです。

三件目は、赤川地区(美原・赤川方面)旧亀田市の産業道路沿いに位置した第四の

繁華街にある「つるつる亭」です。

以前、五稜郭にあった西武デパートの地下で営業していた店、いつも満席の記憶があり

自分も家族との買い物やランチタイムによく行っていました。

セットメニューが豊富でしたし値段も手ごろ、記憶では少しチジれ麺でウズラの卵入り

3店の中では、行っていた回数違うので懐かしー店です。

西武が撤退して閉店、そして自分は札幌へ移住とその後は店の存在が分かりません

でしたが、ここ美原にリニューアルオープンしていました。

あれ以来でしたが、変わらぬ味とスープ、美味しいです。

今はバージョンアップしたラーメンにも会える店でした。是非ご賞味あれです。

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「つるつる亭」塩ラーメンです。

函館には、現在全国的に有名な「あじさい」を代表するラーメン店が多数あります。

それぞれの味やスキルを活かしてもらい、函館人の好きなラーメンそして澄んだスープ

これからも堪能したいと思います。

函館ラーメン文化が、コロナ過にも負けずにいい味を出して存在感をだしてほしい

ですし、全国のラーメン店も同じく頑張って乗り切って貰いたいと心から祈って

います。    「負けるなラーメン店!」です。